カウンターデスクのメリットおよび注意点とは
カウンターデスクは、壁に板を設置することでデスクとするもので、新しく机を購入する必要がないだけでなく、インテリアとしておしゃれな空間に仕上げることができます。
一方で、カウンターデスクの設置には気を付けなければいけない点もあります。
ここでは、カウンターデスクを設置することのメリットやデメリット、注意点をお伝えします。
カウンターデスクの用途とは
家の中で壁が一直線につらなるだけで、それ以外何も無いスペースは意外と多いのではないでしょうか。
例えば、
- キッチンからリビングドアまでの一壁
- リビングにあるソファーやダイニングの後ろの壁
- 対面キッチンのダイニング側にある壁
その空間に板を設置しデスクにするのがカウンターデスクです。
近くにコンセントがあれば、わざわざデスクを買わなくても、パソコン作業ができます。
またデスクとしての利用だけでなく鑑賞用植物・水槽などを置くなどインテリアとしても使えます。
カウンターデスクのメリット・デメリット比較
カウンターデスクにはどのようなメリット・デメリットが存在するのでしょうか?
カウンターデスクのメリット1:集中した作業をするのに適している
カウンターデスクは壁に向かって取り付けますので、目の前が壁になります。
何か座って集中したいパソコン作業・勉強などがあれば余計な景色が目に入りませんので非常に適しているといえるでしょう。
また、1つの板で色々な人が色々な作業ができますので実に用途は多種多様です。
用意するのは、作業に必要な荷物のみでいつでも誰でもとりかかれます。
カウンターデスクのメリット2:大きなスペースの確保が不要
カウンターデスクとはちょっとした一直線に空いているスペースに合わせて板を設置しますので、大きなスペースの確保は全く必要ないのです。
机であれば机の寸法を測り部屋の寸法を測りと二重に必要であり、なおかつ配置することによりスペースがなくなるという欠点があります。
しかし、カウンターデスクであれば用意するのは壁に合わせた板のみであり、あまりスペースを要しません。
カウンターデスクのデメリット1:壁面に家具が設置できない
一度その場所にカウンターデスクを設置してしまいますと、その箇所の壁面には家具が置けないので他の空間に置かないといけなくなります。
カウンターデスクがあることによりそのスペースの配置を固定してしまう事になります。
あらかじめ、折りたためるようなデスクカウンターにしてしまう設計にしても良いかもしれません。
ただ、折りたたみ式にすると畳んだ時の幅が分厚くなる事も考慮しないといけませんので折りたたむ向きなども一緒に考えると良いでしょう。
カウンターデスクのデメリット2:高さ調整が容易にできない
例えば家族で住んでいる場合、年齢が様々になりますが共有する場合一度取り付けてしまうと安易に高さ調整できません。
小さいお子様がいらっしゃる場合は、大人に合わせると高くなります。
例え、お子様に合わせたとしても成長すれば逆に低くなってしまいます。
ですので、設置できる場所が1箇所以上あるようでしたら様々な高さのカウンターデスクを用意すれば問題ないでしょう。
カウンターデスクを設置・導入する際の注意点
カウンターデスクを導入する際にはどのような点に注意するとよいのでしょうか?
リノベーションの際は設置場所を慎重に考えること
カウンターデスクは一度設置してしまうと動かすことができません。
もちろん、工事をすれば取り外せますが、せっかくであれば有効活用したいですよね。
その場所にカウンターデスクを設置することで、毎日の動線上、有効に活用できるかどうか、カウンターデスクを利用しながらテレビは見れるかどうかなど、さまざまな角度から慎重に検討することをオススメします。
奥行きとスペースのバランスに注意
カウンターデスクの奥行はいかようにも作れます。
カウンターデスクの上に、電話などを載せる程度であれば大した奥行はいりませんが、お子さまの宿題スペースとして使うような場合は、それ相応の奥行が必要になります。
また大人が使うにしても、そこでパソコン作業をしたいのであればパソコンが十分に広げることができるサイズの奥行きを取ることが必要です。
しかし奥行きばかりに気を取られ奥行きがある板を設置したものの壁からカウンターが出過ぎ通行の邪魔をしたり他の物の配置を邪魔にしたりしたら、設置した意味がありません。
設置する際は、なるべく人があまり通らないような場所か大きな板を固定して設置しても邪魔にならないような大きめの部屋のどちらかにするなど注意が必要です。
まとめ
カウンターデスクと聞くと手軽で材料費もあまりかからず壁面のスペースも有効活用できるというイメージから安易に考えがちです。
しかし一度取り付けてしまうとその壁面スペースが使えなくなる事や模様替えがしづらくなることも考慮しながらリノベーションを検討するとよいでしょう。
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